2024年8月の記事一覧

5時間目の3年1組

算数でわり算の学習をしていました。2学期2日目ですが、担任は「みなさんの集中力はすごいね!」と集中して学習する子どもたちを褒めていました。

今まで学習してきたわり算と何が違うのかについて話し合っていました。「だってね、今まではわり切れていたけど・・・」「このわり算は、あまりがあるよ!」「答えがきれいにならない」など、ただ計算するだけではなく計算の意味、特に「あまりの意味」を考えていました。子どもたちの教科書は閉じたままでしたが、私(教頭)が教科書を見せてもらうと、そこにはこう書いてありました。

「あまりの意味を考えましょう」と子どもに問うても、なかなか解釈が難しいです。教科書の内容を、目の前の子どもの実態に合わせて、子どもが主体的に学べるように、担任が上手に授業をつくっているのです。

昨日の2学期始業式で校長先生が話していた内容を、3年1組ではすでに実現させていました。