2時間目の2年生
2年2組が、生活科の授業をしていました。先日校外学習で訪れた地域の公園の様子を振り返るところから授業は始まったようです。
しばらくすると、公園に落ちていたごみが気になったという話に。大切な公園のピンチをどうにかできないか、という展開になります。子どもたちは、「ごみを拾う」「ごみを捨てないでという看板を設置する」「ごみ箱を置く」など、何とかしたいという具体的な考えが出てきました。しかし、中には、「そういうことを、勝手にしてもいいのかな?」と考えを述べた子も。その通りです。自分たちの思いや願いだけで行動してよい場合と、そうではない場合があるのです。さあ、どうしましょう。
すると、教師が、「野菜のピンチのとき、どうしましたか?」と子どもたちに問いました。子どもたちは教室の背面掲示を確認し、「野菜の時は、野菜名人に聞いた」「教えてもらった」と思い出したようでした。そこで、今回の場合は、「地域の人に話を聞きたい」という意識になった子どもたちです。
私(教頭)は授業の後半しか見れなかったのですが、本当に素敵な子どもたちでした。視線も、書く姿も。子どもが熱中し、深く学ぶことができる授業を目指し、胎内小学校は職員研修にも励んでいきます。