算数を頑張る子どもたち

4年生が1時間目に、算数で「2けたでわるわり算」を学習していました。この学習のポイントは、計算が正しくできるようになることももちろんですが、「数字の意味(数の意味)」という見方・考え方ができるようになることが大切です。例えば、次のような場面です。

この「4」は何が「4こあるのか」と聞いてみました。突然私(教頭)がそんなことを聞いたので子どもを困惑させてしまったかもしれませんが、「ん~・・・」と悩んでいました。「÷30」というところから「一つ分」が30という見方をヒントとして与えると、「4は30が4こだ!」と見事に考えを整理することができました。素晴らしかったです。

また、同じ子に授業終盤の練習プリントの際に同じようなことを聞きました。「5は30が5こ!」と即答することができました。素晴らしかったです。1時間の授業の中に、この子の確かな成長を感じました。

また、この教室では挙手の姿勢が素晴らしかったです。腕がピンと伸びています。また、最後の写真であることに気付きますか。話し手の方をきちんと向いて聞いているのです。「よい聞き手が、よい話し手を育てる」、これ、本当ですよ!