読むことの大切さ②~黙読編~
2-1では、国語の授業の冒頭で、「お手紙」の黙読(声に出さずに読む)をしていました。音読の効果はもちろんですが、実は、黙読も「内容理解」(書いてあることを理解する)に効果的です。特に、「気になる言葉」「言葉と言葉のつながり」などを「読み返す」ときに有効です。自由に読むことができるわけですから。2-1では、担任が「登場人物は?」と子どもに問うていました。すると子どもたちから、「がまくんと、かえる」と。担任が問い返しで、「なんでがまくんだけ『くん』なの?」と子どもたちに聞くと、「だってね・・・」と理由を語り始めた子どもがいました。言葉にこだわった読みができている、素晴らしい姿でした。
(音読は姿勢を意識するよう指導することが大切ですが、黙読の場合、逆に教科書を机に置いて指差しなどしながら読むのも効果的です。)